| 武州寄居十二支守り本尊まいり |
2003年4月末、親友とのハイキングを兼ねた石仏巡りの記録です。
切っ掛けは、東武線の駅に置かれていた「武州寄居十二支守り本尊まいり」のパンフレットを入手したことです。親友と久し振りに会うに当たり、ハイキングを兼ねて石仏めぐりを提案したところ、了解が得られて実現したものです。
十二支まいりのお寺は8か寺。出発と帰着は東武東上線の寄居駅です。標準のコースタイムは、拝観・撮影等の時間を除いて凡そ2時間40分のハイキングです。
我々は、本尊まいりは無視して、境内などの石仏のみを見て歩きました。
親友との石仏観賞ハイキングのあとに、HP更新に向けて手元の書籍に目を通していたところ、「石仏を歩く」(監修=庚申懇話会・JTBキャンブックス)という書籍に「寄居」が取上げられ、私たちが歩いたとほぼ同じコースが紹介されておりました。
AROTの紹介だけでは、抜けや見落としも多いかと思いますので、各寺の文末に参考として「石仏を歩く」(=庚申懇話会監修)の記載文章を補足させていただきました。
[1]天 正 寺

左の如意輪観音には、櫻澤村 施主 善女子八人が読み取れる

境内には、聖観音、如意輪観音、地蔵、六地蔵、層塔があり、多様な石灯篭がそろっている。 【石仏を歩く・庚申懇話会監修】
[2]正 龍 寺

女人講中による如意輪観音碑と常六女人講中による二十二夜供養塔

名号塔と青面金剛像

如意輪観音碑と毘沙門碑
仁王門の前に女人講中が建てた二十二夜待の如意輪観音浮彫像と「如意輪大士塔」の文字碑がある。墓地の入口には、向って左から「天上道」「地獄」「餓鬼」「畜生」「修羅」「人間道」の順に六地蔵が並んでいる。 【石仏を歩く・庚申懇話会監修】
[3]善 導 寺

群馬県倉渕村の道祖神の模倣と題目塔(徳本塔)

群馬県倉渕村の道祖神(画像は倉渕村のHPより)

無縁仏群

三界牛霊供養の牛頭観世音碑と愛犬チビ之墓
昭和二五年の牛頭観世音塔には「三界牛霊供養」の銘が刻まれている。門前には、六字名号塔、毘沙門塔、庚申塔、如意輪観音塔や、青面金剛、如意輪観音などの石仏が見られる。 【石仏を歩く・庚申懇話会監修】
[4]少 林 寺
有名な五百羅漢と千体荒神は、別項で紹介しています。

少林寺入口の庚申塔



釈迦如来(上)・文殊菩薩(下左)・普賢菩薩(下右)の釈迦三尊像
裏山の五百羅漢は有名である。頂上には、文殊菩薩と普賢菩薩を脇侍とする釈迦三尊を中心に、その周りに十六羅漢を配し、背後に「八将神 奉請五力大王菩薩八大龍王」と刻んだ塔がある。五百羅漢とは別の山道に、千躰荒神があり、多くは「荒神」「大荒神」「三宝荒神」などの文字塔であるが、数は少ないけれども六臂の荒神立像も見られる。 【石仏を歩く・庚申懇話会監修】
[5]放 光 院

[6]浄 心 寺


庚申塔と赤いペンキに塗られた青面金剛
青面金剛には「武州□沢郡寄居村同行九人」が読める
[7]正 樹 院

左=不動明王 / 右=馬頭観音

左=如意輪観音碑 / 右=阿弥陀如来像
山門を入ると左手に如意輪観音、不動、定印阿弥陀、馬頭観音などの石仏が並んでいる。無縁塔の中には、来迎阿弥陀や如意輪観音などの刻像が混じっている。寺の西北隅の道路に面した所には、赤ペンキで塗られた青面金剛と三猿塔の二基の庚申塔がある。 【石仏を歩く・庚申懇話会監修】
[8]西 念 寺
残念ながらAROTからは、紹介する画像はありません。
寺に入口に庚申塔が立っている。境内の無縁塔の中には阿弥陀、聖観音、如意輪観音、地蔵があり、二十二夜待供養塔が見られる。この寺では「巳待之供養塔」の銘を刻む浮彫の弁天が見逃せない。 【石仏を歩く・庚申懇話会監修】
[9]途中の路傍にて
[天正寺近くの路傍]

注連縄が飾られる庚申塔と櫻澤村 施主 三人が読める青面金剛
[大日祠]

左=三猿庚申塔 / 右=毘沙門尊天碑
堂の前には、庚申塔、三猿塔、六臂の如意輪観音、「毘沙門尊天」塔、首無地蔵がある。三猿塔は延宝八年(1680)の像立で、寄居町で最も古い庚申塔のひとつである。 【石仏を歩く・庚申懇話会監修】
| Next | たくみの里野仏めぐり | ||||||||||
| 戻る | 石仏への思い | Top Page |