著作リスト
アスキー・メディアワークス/メディアワークス文庫
太平洋の真ん中に浮かぶ、珊瑚礁に囲まれた名前のない小さな島。
そこには教会があり、神父とわずかな島民が暮らし、訪れるどんな二人も祝福され、結婚式を挙げることができる。
同性愛、近親愛、不倫愛、そこではあらゆる愛がゆるされる――その二人が、ほんとうに愛し合っているかぎり。
その島を訪れる、父親と娘。それから姉と弟。
ある者は愛の存在証明のために。またある者は不在証明のために。
様々なものを見失って渇いた者たちの、いのちと時間がその場所で交錯する。
常夏の楽園で結びつけられる、いくつもの、狂おしく痛ましい愛の物語。
メディアファクトリー/MF文庫J イラスト:夕仁
両手と額に《獣の烙印》を持って生まれた少年クリス。
その烙印は周囲の者の運勢を貪り喰らい、凶運に陥れるゆえに、彼は傭兵としてひとり戦場を放浪していた。
しかし、ある新月の夜に、クリスは一人の少女と出逢う。
白い衣に身を包み、舞うように大剣をふるうその少女の名は、ミネルヴァ。
未来を予見する力と圧倒的な剣技を備え、死神と怖れられた伝説的な剣士であった。
「おまえが、わたしを殺す者か」
「何度も、何度も、何度もおまえの姿を視た。何度もおまえの剣に貫かれた」
自らの死を予見し、それでも戦場に留まっていたミネルヴァ。
しかし、その夜クリスに殺されるはずだったミネルヴァの運命は、烙印によってねじ曲げられる――
ともに宿命に立ち向かう少年と少女の、邂逅。激動の戦記ファンタジー、開幕!
メディアファクトリー/MF文庫J イラスト:夕仁
クリスが大公を倒し女王の婚儀を止めた激戦から、半月。
ミネルヴァの妹、託宣女王シルヴィアの元に、麗しき少年ジュリオが守護騎士としてやってくる。
だれひとり信頼できる者もなく王宮で孤立していたシルヴィアの心を、少しずつ溶かしていくジュリオの献身。
一方、ザカリアの公女フランチェスカは、大教会の奪回のため、銀卵騎士団わずか千人のみでの出陣を決断。
しかし戦いのさなか、新月を待たずに再びクリスの烙印が牙を剥き――
人の命運をもてあそぶ神話の闇と、少年、そして少女の戦い。激動の戦記ファンタジー、第2弾!
メディアファクトリー/MF文庫J イラスト:夕仁
大教会奪還の喜びも束の間、南北から押し寄せた総計三万の聖王国軍に囲まれるプリンキノポリ。
恐慌の神フォボスの力を操る残虐なる敵将デュロニウスは、攻撃を手控える条件としてクリスの身柄を要求してくる。
女王の夫に選ばれたクリスは、今やあらゆる勢力から無視できない存在になっていたのだ。
ミネルヴァの制止を振り切り、クリスは獣の烙印の力を頼みに、単身で敵軍に投降することを決意する。
苛烈な戦場で交錯するそれぞれの想い――激動の戦記ファンタジー、第3弾!
ソフトバンククリエイティブ/GA文庫 イラスト:赤人
小説家は「ばけもの」ばかり!?
とある小説賞を受賞した新人作家の杉井ヒカルは、池袋の安アパート暮らし。
まわりに集まる同業者たちは、お金大好きの狼少女イヅナや、座敷童のつばさ、アンデッドの屍鬼さん、
どいつもこいつも妖怪だの魔物だのばかり。毎日毎日原稿も書かずにだべったり麻雀したり酒を飲んだり。
しめきりや現実から目をそらしていれば、楽しいことばっかりに見えなくもない日々。
たまに起きる事件でも、彼らの底抜けのぐうたら生活は毛ほども揺るがない!
ばけもの作家たちのゆるくていかんともしがたいバカ騒ぎを綴る連作短編ラブコメディ、新登場!!
ソフトバンククリエイティブ/GA文庫 イラスト:赤人
池袋に集うばけもの作家たちの日常は、今日もぐだぐだ。
仕事そっちのけで突然勃発するエムさんとのラーメン勝負!
オフシーズン上等で参加者てきとう、いきなり計画される沖縄旅行!
さらには北海道から来襲する伝説の作家と、池袋を牛耳る伝説の作家との一大対決――
迫るしめきりをものともせず、原稿放置で遊んでばかりのばけもの作家たちは今回も健在。
業界の間違った方向の最先端を突っ走る連作短編ラブコメディ、第二弾!
一迅社/一迅社文庫 イラスト:ゆでそば
高校一年の冬、父がとんでもない額の借金を残して失踪。
天涯孤独がけっぷちの身となったぼくのもとに、いきなり押しかけてきたのは――
神の子を名乗る双子の聖少女、エリとレマ。さらには大天使ガブリエル、おまけに幼女化した魔王まで?
どいつもこいつも借金を抱えていて、しかも全部ぼくのせいだという。
聞けばぼくは前世で、とんでもないことをしていたらしい。
やがて迫る謎の借金取りの魔手に、ぼくらはにわか家族として無理矢理結束し、立ち向かうことになる……
二千年の時を超え、総額三億円超にふくれあがった負債との、神魔入り乱れた無駄に壮絶な戦いが今はじまる!
一迅社/一迅社文庫 イラスト:ゆでそば
神も悪魔もなぎ倒した借金大戦から一週間――
天使も魔王も神の子も、ぼくに家事を押しつけ、楽しく居候生活を送っていた。
そんなある日ぼくの家に、またしても送りつけられた怪しげなクール宅配便。
中身は、エリやレマそっくりの顔をした、体長30cmの『聖霊』だった。
「ごめんなさい、くっついちゃってごめんなさい……」
聖霊の力を接着剤にして、砂漠谷姉妹が「合体」、ついに《御子》が現世に降臨!?
そんなことになれば、エリもレマも消えてしまう!
さらには新たな使徒もメイドさんを百人連れて襲来、
ぼくは愛する(?)即席家族を守るため、再びユダの力を手に立ち上がる――
神をも恐れぬドタバタ借金ラブコメ、光速LOVE寄せの第2弾!
一迅社/一迅社文庫 イラスト:ゆでそば
家族を守るために罪を負ったガブリエルさんを救い出すため、ぼくらは無謀にも天界に赴く。
本題も忘れてセクハラのために次々と襲いかかってくる魔軍、天使軍。
そして神の軍勢すべてを巻き込んだ陰謀に暗躍する、第三の使徒。
黙示録に記された世界の終わり、さらには最後の審判――
「祐くん、あのね。お願いがあるの」 「……キスして」
恋も戦いも涙も笑いもみんなまとめてクライマックスへ!
極大スケールのドタバタ借金ラブコメ、神速LOVE寄せの第三弾!
一迅社/一迅社文庫 イラスト:椎野唯
その町は、一つの血統によって支配されていた。
女だけを生み続け、脈々と続いてきた謎多き一族――朽葉嶺家。
町の中心にある神域の山に住まうのは、美しい女当主と、その娘の四つ子姉妹、
そして次期当主の婿となるべく定められた、養子の少年――マヒル。
折しも当主継嗣の時期が迫り、四つ子の中からふさわしい一人を選ぶ儀式が近づいていた。
町では少女ばかりを狙った連続猟奇殺人が起き、マヒルの身辺にもやがて暗い影を落とす。
そこでマヒルは、鴉を連れた一人の不思議な少女と出逢う。
人ならざる存在を狩る者――"殲滅機関の遺影描き"藤咲イタカ。
その邂逅はやがて、マヒルを恐るべき歴史の闇の真実に誘う……
アスキー・メディアワークス/電撃文庫 イラスト:植田亮
「わたしのことは、全部忘れて」
春休みに海のそばで出逢った彼女は、そう言って消えた。
ぼくは彼女のことを知っていた。何年か前に、音楽界から失踪した天才少女ピアニスト、蛯沢真冬。
朝霧みたいに去った彼女は、けれど、もう一度ぼくの前に現れた。転校生として。
クラスになじもうともせず、放課後は音楽室に篭もり、傷口を掻きむしるようにギターを引き続ける真冬。
だれにも心を開こうとしない真冬を、それでもぼくは放っておけなかった。
真冬の笑うところが見たかった。もう一度、真冬のピアノが聴きたかった。だから――
ぼくも、ギターを手にした。真冬に追いついて、その隣に立って、同じ景色を見るために。
アスキー・メディアワークス/電撃文庫 イラスト:植田亮
夏がやってきた。
僕と、千晶と、神楽坂先輩と、それから戻ってきた真冬。
四人でバンドを組んで迎えたはじめての夏。なにかが起こりそうな季節。
なんとなく民音部になじめずに不協和音ばかりの真冬を見て、先輩が言う。「海に合宿に行こう!」
真冬とすれちがいを重ねたまま迎えた夏休み――
海辺でのコテージで、四人だけの不安と期待まみれの合宿が始まる!
アスキー・メディアワークス/電撃文庫 イラスト:植田亮
ぼくらのいちばん暑い夏が、終わった。
でも、バンドの熱はおさまるどころか増すばかり。
合唱コンクール、体育祭、そしてぼくらのはじめての単独ステージとなる文化祭。
息をつくひまもないほど濃密な日々の中で、ぼくと真冬はもどかしいすれちがいを続ける。
そしてぼくは、あいつと出逢った。少女のような天才少年ヴァイオリニスト、ジュリアン・フロベール。
「ナオミは、真冬の、なんなの?」
突きつけられた言葉。いつも逃げ回っていた、その問い。ぼくの答えは――
アスキー・メディアワークス/電撃文庫 イラスト:植田亮
巡り来た春。
すれちがった夏。
手を離しかけた秋。
季節が巡り、ぼくと真冬は少しずつ、近づいていく。
もうほんのちょっと手を伸ばせば届くほどの距離に、お互いの気持ちがある。
それが体温でわかる。聞こえる鼓動や、吐息でもわかる。
伝えたい、と思う。ずっと言葉にできなかったことを。
でも、想いは形にならずに、土の上に降り積もっていく。
白く、冷たく、深く、降り積もっていく。
冬が、やってくる。
ぼくらの最後の冬が、やってくる――
恋と革命と音楽の物語、最終楽章。
さよならピアノソナタ encore pieces
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アスキー・メディアワークス/電撃文庫 イラスト:植田亮
あれから月日がゆき過ぎて、ぼくらはみんな、少しだけおとなになった。
みんな離ればなれだけれど、同じ空のどこかを飛んでいる。耳を澄ませばそれがわかる。
だから、これまで続いてきた日々のことと、これからも続く日々のことを、あといくらかだけ語ろうと思う。
ぼくと真冬のこと。千晶のこと。ユーリのこと。先輩のこと。それからほんのちょっぴり、哲郎のこと。
恋と革命と音楽の物語、珠玉のアンコール・ピース集。
アスキー・メディアワークス/電撃文庫 イラスト:岸田メル
ずっとひとりで、空っぽのまま、人生はなんとなく過ぎていくものだと思っていた。
でも僕はその冬に、いろんなものたちと出逢った。
けだるく必死に生きるニートたちと、凶悪ドラッグ《エンジェル・フィックス》。
すべての謎を完膚無きまでに暴くニート探偵・アリス。
たくさんのものを喪って、そこではじめて、空っぽじゃないことに気づいた。
――これは、そんな十六歳の冬の物語。
アスキー・メディアワークス/電撃文庫 イラスト:岸田メル
エンジェル・フィックス事件終結から数ヶ月。
探偵助手として本格的にアリスにこき使われ始めた僕。
そんなある日、探偵事務所に一人の少女が駆け込んでくる。
「お父さんを助けて」
失踪した彼女の父親が残した、ボストンバッグ。
中に詰まっていたのは二億円もの現金。
そして事件は疾り出す。
殺意と欲望と陰謀がからみあった、暗闇の中へと――
アスキー・メディアワークス/電撃文庫 イラスト:岸田メル
彩夏が、帰ってきた。僕と過ごした日々の記憶を、すべて失くして。
あの『エンジェル・フィックス』事件の後遺症を抱えたままの彩夏と、それから僕は、
記憶を一つ一つたぐるように、園芸部の活動を再開する。普通の毎日がぎこちなく過ぎていく。
でもある日、僕は生徒会長に呼び出される。「園芸部は廃部に決まったから」――突然の宣告。
強引に設立され、不明瞭な予算を配されて続いていた園芸部。その経緯を探るうちに、意外な事実にぶつかる。
四年前の生徒死亡事故。その容疑者――テツ先輩。
アリスの事情聴取を突っぱね、協力要請をかたくなに拒否する先輩、そしてニート探偵団。
廃部が決まる生徒総会までは、わずか三週間。
僕とアリスは、園芸部を――彩夏の場所を守るために、たった二人の戦いを始める!
アスキー・メディアワークス/電撃文庫 イラスト:岸田メル
あの男が戻ってきた――平坂組のもう一人の創設者、平坂。
折しも四代目は音楽イベントの運営に乗り出し、夏休み中の僕もその手伝いに駆り出される。
しかし平坂の指示で動く不良たちが次々に妨害工作をしかけ、やがて平坂組との全面対決に突入する。
四代目は平坂との間になにがあったのかも語らず、僕らの協力を突っぱね、かつての友とひとりで戦おうとする。
「四代目は間違っている。ぼくは今、探偵の禁を犯す」
――ニート探偵アリスの手は、優しく残酷に、五年前の悲劇の真実をえぐり出す!
白熱のニートティーン・ストーリー、第4弾!
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アスキー・メディアワークス/電撃文庫 イラスト:かわぎしけいたろう
上古、国土はあまたの化生に脅かされ、村や田畑は焼かれ、人々は喰われ、滅びに瀕していた。
《火目》――都の中心、内裏の烽火楼に鎮座し、国土のいかなる処へも届く破魔の火矢を以て化生を滅する巫女。
その者より他に化生にかなう者なく、護国は一世一人の巫女に委ねられていた。
幼少のみぎり、化生に村を焼かれ天涯孤独となった伊月は、火護衆頭領の豊日に導かれるまま火目をめざす。
やがて明らかになる悲劇、炎上する都、そして伊月の選択――
第十二回電撃小説大賞《銀賞》受賞作。
雑誌掲載
神様のメモ帳 はなまるスープ顛末
アスキー・メディアワークス/電撃hp vol.46掲載
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神様のメモ帳 探偵の愛した博士
アスキー・メディアワークス/電撃hp vol.49掲載
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神様のメモ帳 大バカ任侠入門編
アスキー・メディアワークス/電撃文庫MAGAZINE vol.8掲載
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さよならピアノソナタ 女王様の歌合戦
アスキー・メディアワークス/電撃文庫MAGAZINE プロローグ2
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