白夜の海戦
Narvik !




白夜の海戦・表紙

「白夜の海戦」表紙




白夜の海戦・・・ナルヴィークにおけるドイツ海軍の英雄的戦闘

海軍少佐 F.O.ブッシュ著、大原豊訳
海洋文化社、昭和17年刊

「作戦No.13……ヒットラア総統の秘密命令書が開封された。ドイツ海軍は何をしようとしたか
1940年春まだき北海の三角湾を深夜、ひっそり出動した10隻のドイツ駆逐艦 だが、それっきり、再び還らなかった。
……永遠に!
それから二日後、地球の大気は壮烈悲愴なニュース電波で戦いたのだ!」

「ここには何の誇張もない。それが逆にこのルポルタージュの驚くべき迫真力だ! 白夜の氷海…霧海に浮ぶ深夜の太陽
青白い氷河の映光…その下に展ける神秘の峡湾
悲劇はこの幻想的な自然を背景とする。
英艦隊の襲撃・司令戦死
ドイツ駆逐艦決死の突撃・味方の全滅
独・英海軍北氷洋の死闘・・・
海洋文学の珠玉は、かくして生まれた!」・・・カバー袖より




扉

本文扉



志郎:「現在掲示板で紹介している書物は、第二次世界大戦中に発行された、ドイツ軍によるノルウェー占領作戦の一部を述べたものです。原題は “Narvik !” という直截的なものですが、翻訳当時同名の別作品があったため、この邦題になったそうです。副題として『ドイツ駆逐艦の英雄的戦闘 “Vom Heldenkampf deutsher Zerstörer”』が添えられています。(Zerstorerの o は点が二つついたウムラウトです)

 全体として海軍中心の記述であるものの陸空軍にも触れられており、数章に分かれていて、末尾には英空母グローリアス撃沈の章もあります。当時の出版物らしくナチス・ドイツへの傾倒も見られますが、私自身はナチスへの共感を持っておりません。またかなり不適切と思われる蔑視的叙述もありますが、いずれ書物に掲載されている歴史的記述として、そのまま転記するところです。なお、大半はそのままの文体ですが、一部現代文に改めたり、フォントのない漢字や今は使われない語を現代語に置き換えたりしています。送り仮名も現代の慣習とは異なっているものが散見されます。

 なお、本書はまだ古書として入手可能なものですが、市場にある絶対数は少ないでしょう。また、『ヒットラア』、『ナルヴィーク』という表記は原文そのままとしましたが、他にはより適切と思われる現代風の表記に改めたものもあります。特にフィヨルドを『峡湾』と日本語で書き、『フョードル』というドイツ語読みだろうルビを振っている箇所が多くあるため、本文では峡湾をフィヨルドと記述しています。

 ここでは、主にこの書物に収容されている図版を中心に、関連した写真や地図などを紹介していきます。本文をお読みになる手助けになるでしょう。



ボンテ司令

執務室のボンテ司令



ディートル大佐

山岳部隊の隊長 ディートル大佐



作戦全図

ナルヴィーク渡洋作戦全図



駆逐艦上

嵐の海を航海するドイツ駆逐艦



HMS_Glowworm

英国駆逐艦グローウォーム



Glowworm-1-2

重巡ヒッパーの艦首直前を横切るグローウォーム



Glowworm-3

至近距離のグローウォーム後部



Glowworm-4

突っ込んでくるグローウォーム



Glowworm-5

沈没寸前のグローウォームとされる写真

 船腹に乗組員の姿が見えるが、座っている者もいる。この状態でしばらく浮いていたのだろうか。艦のどの部分がどういう角度で浮いているのかも含め、ちょっと状況が把握しきれない。



hipper-1

ドイツ重巡アドミラル・ヒッパーによる救助作業-1



hipper-2

ヒッパーによる救助作業-2



hipper-3

ヒッパーによる救助作業-3



hipper-4

ヒッパーによる救助作業-4



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