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世界自然遺産に登録された小笠原を見に行こう
世界遺産
世界遺産には、文化遺産、自然遺産、複合遺産があり、世界中で890指定されています。
その中で、我が日本は、文化遺産が12、自然遺産が4、複合遺産が0、となっております
小笠原は、世界自然遺産に登録されました。
世界自然遺産登録の推進
《世界自然遺産登録に必要な評価》
*クライテリア(登録基準)
1、地形・地質 2、生態系 3、自然景観 4、生物多様性
*完全性の合致(評価の視点)
十分な自然的特徴を集積
人為的影響がない
確実に守られている
《登録の条件》
*クライテリアの1つ以上に適合(自然景観を含む場合は、2つ以上)
*世界的に見て類まれな価値を有すること
*次の条件を満たすこと(完全性の合致)
評価される価値に関し、十分な規模、必要な要素を保有
法的措置により、評価される価値の保護、保全が十分担保
既登録の類似の自然遺産等と比較して、評価される価値の優位性、独自性が明らか
《世界自然遺産候補地に関する検討会の評価》
*クライテリアに照らした評価の可能性
2、生態系 海洋島として特異な島嶼生態系を形成
3、自然景観 亜熱帯性の植物景観、透明度の高い海とサンゴ礁、変化に富んだ島嶼景観
4、,生物多様性 多くの固有種・希少種が生息、生育
*完全性の合致に対する課題
外来種対策の早急な実施が必要
最も重要な地区の一部が、十分な保護担保措置未実施
《東京都における小笠原諸島の世界自然遺産登録に関する検討会》
1、移入種防止しくみづくり
2、移入動物対策
3、移入植物対策
4、保護担保措置
5、公共事業の環境配慮
《保護担保措置・登録推薦候補地域の検討結果》
*世界自然遺産の各クライテリアを満たす地域の検討結果
2、生態系・・・・特異な島嶼生態系(父島、母島、兄島、北硫黄島、南硫黄島)
3、自然景観・・・・亜熱帯性の植物景観、サンゴ礁、変化に富んだ島嶼景観(ほぼ全島とその周辺海域)
4、生物多様性・・・・多用な固有種が生育、生息(父島、母島、兄島、弟島、西島、北硫黄島、南硫黄島)
アホウドリ類3種の生息域(聟島列島)
*社会的条件の検討結果(除外する区域)
中硫黄島・・・・自衛隊基地として整備
南鳥島・・・・・・気象観測・海難救助・国防業務活動
沖ノ鳥島・・・・小島・領域保全の侵食防止護岸整備
父島、母島の対象地域・・・・小笠原諸島振興開発計画の土地利用計画における集落地域
農業地域、その他地域
父島、母島で国立公園の第2種及び第3種特別地域のうち産業活動
や社会活動がある地域
航空路検討地域など小笠原諸島振興に重要な地域
*登録推薦候補地域の検討結果
父島・母島
特別保護地区、第1種特別地域、海中公園、普通地域(海域)
⇒登録候補地として検討
⇒小笠原諸島の振興にとって重要な地域は除くことを検討
第2種特別地域、第3種特別地域
⇒調査結果を基に検討
父島、母島以外の島
自然公園区域(海域含む)を登録候補地として検討
⇒小笠原諸島の振興にとって重要な地域は除くことを検討
《保護担保措置・登録推薦に向けた保護担保措置の検討》
*世界自然遺産の登録地域候補になりうる地域
現在、国立公園の特別保護地区及び第1種特別地域
原生自然環境保全地域、森林生態系保護地域
今後、詳細調査により現行の保護区域を特別保護地区または第1種特別地域への変更すべき地域
属島の第2種特別地域及び普通地域
父島・母島の第2種及び第3種特別地域で登録推薦候補地域となった地域
*登録地域とバッファーゾーンの設定(登録地域とバッファーゾーンの考え方)
登録地域・・・・・・・・原則として人手を加えずに自然の推移にゆだねる地域
ただし、自然再生のための事業は実施
観光利用は、人数・期間・行為制限などのルールを定めて実施
バッファーゾーン・・・T、世界遺産条約・履行のための作業指針に規定
遺産の周囲にさらに保護層を加えるため利用に制限を有する地域
遺産地域からの景観、遺産地域の景観に影響する主要地域
U、移入種対策、固有種保護対策を実施する地域
V、世界遺産登録地域の存する島に相応しいルールを実践する地域
《移入動物対策、主な移入種28種類》
| ノヤギ | ノネコ | ノブタ | クマネズミ | ブラーミニミミズヘビ |
| ドブネズミ | メジロ | グリーンアノール | オナジマイマイ | ニュウーギニア ヤリガタウズムシ |
| ウシガエル | カダヤシ | グッピー | ハツカネズミ | ヤマヒタチオビガイ |
| セイヨウミツバチ | イエシロアリ | アメリカシロアリ | ガジュマルコバチ | カブトムシ・クワガタムシ |
| アカカミアリ | アフリカマイマイ | オオヒキガエル | ウスカワマイマイ | モザンピークテラピア |
| ナメクジ類 | コイ | ミミズ類 |
《移入動物対策・聟島列島及び西島のノヤギ排除》




父島のヤギ 排除柵設置作業 ヤギのいなくなった聟島 弟島のヤギ
| 1997 | 1998 | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 合計 | |
| 聟 島 | 656 | 265 | 17 | 2 | 940 | |||
| 媒 島 | 136 | 137 | 144 | 417 | ||||
| 嫁 島 | 79 | 2 | 81 | |||||
| 西 島 | 39 | 2 | 41 | |||||
| 兄 島 | ||||||||
| 弟 島 |
《移入植物対策・早急な対応が必要なリスト》
| リュウキュウマツ | デリス | ガジュマル | シマグワ |
| トクサバモクマオウ (トキワギョリュウ) モクマオウ (カンニングハムモクマオウ) |
ヒメギンネム ギンネム |
クリノイガ (イガクサ) シンクリノイガ |
キバンジロウ (キバンジャクロウ) |
| シチヘンゲ | ホナガソウ | アオノリュウゼツラン | アカギ |
上記12種のうち青文字に関しては,危険度が大きい
《環境共生型公共事業への転換・環境配慮指針の適用》
《自然保護の取り組み事例》
媒島における植生回復事業 希少野生植物保護増殖事業 アホウドリ保護など
ボニンブルーシマの世界自然遺産へ向けての活動、協力
媒島(なこうどじま)植生回復
弟島外来種調査、駆除
兄島でのノヤギ排除事業も終了しました
野ネコ調査
アホウドリ
南硫黄島調査