市町村合併したあとの

   市町村役場職員の

   雑文

2007年7月28日記す


先週25日、夏休みこどもキャンプ大会のスタッフであったぼくは
参加したこどもたちを引率して名寄市のシンボルであるピヤシリ山を登山していた。
ようやく山頂に到達しかけたところ、携帯がなった。
山奥なのだがアンテナの感度は良好だった。
電話は阿波踊りメンバーからで、二日後の27日夜、阿波踊りのオファーが
かかったが出られるかとのこと。
山道をひぃひぃ言いながら歩いていたぼくは、日程を思い起こすが
手帳もなかったしよくわからん。
まぁ出られると思いますと返答した。
こどもキャンプ大会は27日午後、なんとか終了した。
会場の撤収も終えて、かなりへたばっていた。
しかし今日の出演は気張らなければならない。
なにせ、名寄市と交流のある、ロシア共和国ドーリンスク市の訪問団を
歓迎するパーティーでのアトラクションなのである。びっくりである。
会場に集合すると、着替え部屋で何やらごたごたしている。
会場はホテルの一室なのだが、階上で開かれている市立病院のビールパーティーに
出演してほしいというのだ。時間的には可能なのだが、テーブルがびっしりで
流し踊りしかできぬと言う。発端は、うちの女踊りのエースの一人が
市立病院で勤めており、パーティーの途中で中座し浴衣を着付けて
踊りそのままの格好で抽選会の券を投函しに行ったところ
なんでそんな格好してるの? ということから阿波踊り連がいることを
主催者は知り、それならぜひ踊ってくれないかとなったのだ。
流し踊りだけでは出る意味がないとか、なんだか決断が下らないなか、
場所を見なければ話にならないので、大部屋を視察した。
なるほどステージ上は抽選の景品などがひしめいており、使えない。
しかし通路を流すほかに、ステージ前の小さなスペースで
3〜4人の組踊りはできそうだ。
やれますやりましょうと幹部に進言して
10分程度の短い踊りを組み立てた。
踊りはかなりいいかんじだった。
ぼくは通路を通る際、いくつかのテーブルにサービスすべく
客にかぶりつきで小技を連発した。お客は喜んでくれた。
お客さんの反応により、踊り子の気持ちも弾んでくるというものなのである。
なんやかんやで踊りは終了し、盛大な拍手をいただいた。
次はロシア歓迎パーティーだ。
こちらも小さなスペースだったが、流し踊りから
男踊り4人4態(スロー・ちょうちん・ハッピ・晩酌)、女性男踊り、
ちびっこちょうちん、男横波ドンドン、女踊りスピード、ファミリー踊り、
三角フォーメーション、乱舞で締めた。
ロシア人も反応はよく、立ち上がって踊る人もいた。
女踊りのエースの一人は、感動したロシアおばさんにチューされた。
拍手が鳴りやまぬなか、ぼくは近くにいたおばさんに
高円寺の豆絞りをプレゼントした。
風舞連は、練習量は決して多くない連で、組踊りも直前にならないと
決まらないなか、いつも本番は「なんとかこなせてしまう」のである。
今回も、きゅうきょ決まった2回の演舞を、なんとかこなしてしまったのだ。
1日2ステージというのはなかなかない。
心地よい汗を流した一日であった。


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