プラハについて

 

プラハは一言で言えば、クラシック音楽の好きな人にとってはたまらない町だと思います。

西側よりもコンサートなどの料金は格段と安いのにもかかわらず、日替わりで演目が変るレパートリーシステムのオペラハウスが3つもあります。さらにスメタナ・ホールなどのコンサートホールだけでなく、博物館や教会などでもコンサートは毎日のように行われています。

チェコはまた、人形劇の盛んな国でもあります。ドイツやオーストリアの影響の元で、民族としての文化を守りつづけるのに、マリオネットを使用した人形劇は有効な手段だったからです。プラハ市内にもいくつかマリオネット劇場があります。しかし、現在の人形劇はチェコ語によるものだけではありません。モーツァルトのオペラをそのまま利用した「ドン・ジョヴァンニ」もあります。これを時間の都合上見ることができなかったのは私にとっては残念なことでした。

チェコでの物価ですが、旧共産圏ということもあり、交通費・食費・コンサートや博物館などの入場料などはかなり安いです。その分、ホテル代やお土産代などは日本とはあまり変らない相場です。旧共産圏でありながら、5年前に私がロシアを旅行した時と比べると、共産主義の時代があったことを思わせるところが殆どありません。

プラハのお土産はボヘミア・グラスが有名です。ステキな物がたくさん揃っている店が多いです。といっても、ガラスなので、飛行機で預けるのはとても心配でした。私は花瓶を2個買いましたが、心配だったので、帰国の飛行機では手荷物扱いにしました。ボヘミア・グラス以外ではガーネットの店が多いです。お菓子から人形・アクセサリーまで広く浅く扱っている店よりも専門店の方が多いです。それと観光名所にあるお土産屋さんはなぜか、マトリョーシカやイコンなどのロシアのお土産を扱っているところが多いのでした。

交通ですが、地下鉄はモスクワの地下鉄と似ていて、地上から深いところにホームがあり、エスカレーターのスピードも速いです。車両もロシア製のもののようです。でもあまり小回りのきかないところに駅があるので、地下鉄と共通のチケットでトラムを利用した方が良いのではないかと思います。小さい都市ですので、乗り物を利用しないで、歩くだけでもよいかもしれません。

9月のプラハは東京の11月と同じくらいの気候であると、聞いていたのですが、実際はもっと暖かく、半袖の人もいたくらいでした。人は結構、英語が通じて、フレンドリーな人が多いです。

治安も夜の小道でもなければ、それほど悪いとは思いませんでした。でも、地下鉄やトラムの中では持ち物に気をつけたほうが良いと思います。

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