[日根神社]  :ひね、大井堰大明神。

住所:泉佐野市日根野631
祭神:鵜葺草葺不合・うがやふきあえず、
玉依姫命・たまよりひめ
本殿:西向、平入。
千木:外削。
神紋:菊
場所:JR阪和線日根駅東南3km。日根駅より東南への直線道路土丸栄線を3km直線が終る場所の信号から旧道を戻る,のが分り易い。pk有り。

由緒,伝承:「式内社」
和泉5社のひとつで日根荘の総社。祭神も天照大神、饒速日、軻遇突智、根連祖、允恭19、などありいろいろと伝承の多い社である。

・神武東遷の時、日下坂の戦いで敗れ路を転じて紀伊に向う途中たちより戦勝を祈り、その後紀伊より大和を平定したことにより日根の神社と称す。
亦、昔神鳳大鳥郷に降り社を立てて之を祭る、是天照大神の権化にして初めて此に勧請したのは聖武45の時(仲哀14の時とも)。
記録では允恭19の時はじめて日根野の名がでる、允恭は衣通郎姫の為に日根に茅渟宮を造りよく遊猟したと伝わる。
雄略21の時、根使主は日根に稲城を造り戦うも官軍の為に殺される。
元正44の時(716)河内国を割きて和泉国を置き、聖武45は表門を創建。
桓武50は陪従諸臣の宿舎行宮新たに設け1週間以上滞在したらしい。

 東北は慈眼院に接しその境に小川がある。末社多し、八坂社、住吉、琴平、五社、多賀、 安産、菅原、稲荷、熱田、加茂、春日、吉野、愛宕、八幡。
住所:江戸=日根野荘日根野村、明治=日根郡日根野村大字日根野字大井関
和泉国諸蕃に「日根造、新羅国人、億斯富使主之後也」とある。
(記、紀、府全志)

日根社への参道 比売神社(俗、日下御前)



[比売神社] ひめ、溝口大明神。下御前。

祭神:大日霊貴尊、素盞嗚尊。 本殿:妻入。  場所:日根神社境内。

由緒,伝承:「式内社」。祭神は衣通姫とする説がある、比売が衣通郎なら、日根のネは宿禰、日子根など男になり日根神社の祭神は允恭とする説になるが、祭祀の対象は上古になると思われる。

允恭あたりは河内王朝云々で面白いところ、応神15、仁徳16、履中17、反正18、允恭19、安康20、雄略21、・・・継体26と続く。
応神15后は景行12の曾孫仲姫、妃に日向泉長媛。仁徳16后は葛城磐之姫、妃に日向髪長媛。履中17は草香幡梭、反正18は和珥氏系、允恭は忍坂大中姫。
このうち磐之姫は履中、反正、允恭の母とされ強い母の性格を持っている、また忍坂大中姫も妹衣通姫への嫉妬など強い性格を持たされている。この時期に葛城氏から息長氏へ主導権が変った事を表していると思われる。

*正和5(1316)の日根野村絵図をみると、日根神社は「大井関大明神」とあり、その南西に比売神社とされる「溝口大明神」が描かれている。
比売社本殿は朱と華やかな模様で彩られている。隣にある丹生都比売を祀る丹生神社(野々宮)も華麗である。


[意賀美神社]  : おかみ、武塔天神。

写真 住所:泉佐野市上之郷45
祭神:高おかみ神(オカミは雨の下に龍)。 
本殿:東向、
千木:、
神紋:
場所:日根神社西2km。関西空港上之郷の下を西へ山沿いに1km程。

由緒,伝承:「式内社」
創建年月伝わらず。祭神は伊奘諾尊、素盞嗚尊との説もあるが龍神との説が多く社伝も龍神としている。本殿前の鳥居は両部式。
明治41年、若宮神社(道真)、弥栄神社(素盞嗚)を合祀している。

本殿は北東(日根神社)向き、境内はひと山で広い。参道は北西(海)向きで樫井(かしい)川と大井関川の合流点近くに天神橋が架かる。