[鐸比古鐸比売神社]   :ぬでひこ・ぬでひめ、


住所:柏原市大県4
祭神:鐸比古命・ぬでひこ、鐸比売・ぬでひめ。
本殿:西向、平入 
千木:外削 
神紋:藤 
場所:近鉄大阪線堅下駅東へ600m。車、東高野街道に華表有、pk無。

由緒,伝承:「式内社」。
古くこの地は大縣郡に属し大里郷大縣村といい今も大県、大里の名が残る。姓氏録河内諸藩に「大里史、太秦公宿禰同祖、蓁始皇五世孫融通王之後也」とある。
祭神鐸比古は和気清麻呂の祖、垂仁11の皇子鐸石別命(沼滞別命)の末裔といわれる。社は天正までは平野米山(北西)に大きく在ったとあり、その後法善寺の内になり高尾山に在った。
鐸比売神社は高尾山頂の鐸比古神社の東山腹にあり比売御前と云われていた。両社とも延宝,元禄の頃、現在の地に遷座と伝えられる。

式内には「鐸比古神社」「鐸比売神社」とそれぞれ1座として載る。
岩の山肌近くに本殿が並ぶ、中央:鐸比古、左:鐸比売、右:猿田比古。


本殿 境内より南西を望む


 東高野街道(旧170号線)に信貴山の山裾が迫る辺りに石造りの鳥居がある。所々むかしの面影を残す参道を歩いてゆくと、見上げるような神社の石段に突き当たる。
境内からは木々を通しての景色が良い。上右の写真に古市古墳群が見える。

*生駒信貴の南の峰が「高安の城」で有名?な高安山で(標高488m)、その南西2km程に高尾山(標高278m)がある。

*大県の鉄:河内は縄文晩期の鋳造鉄斧、弥生の銅鐸、鏡などが出土し大陸との交流が頻繁であった。大県は縄文早期から時代の絶え間ない遺物が出土しているが古墳時代?の大規模な鉄鍛冶・工房跡が発掘されている。
国内で製錬精錬が始まった時期は諸説があるが、興味の有る方は小冊子”柏原市の歴史講座「大縣の鉄」A4,40P,柏原市教育委員会,tel:0729-72-1501”も面白い。