[生島足島神社] いくしまたるしま、


拝殿 住所:上田市下之郷。
祭神:生島大神、足島大神。
本殿:平入(内殿妻入)、北向
千木:外削。 神紋:梶

場所:上田交通別所線,下之郷下車歩3分。上信越道上田菅平IC約25分,pk有り。

由緒,伝承:「式内社名神大」
神代の昔,建御名方富命が諏訪に下降の途すがら,この地に留まり,2柱の大神に奉祀し粥を煮て献じた。と伝えられ、その故事は今も御籠祭という神事に伝えられている。
生島神は生国魂大神,足島神は足国魂大神とも称され共に日本全体の国の御魂として奉祀され,太古より日本総鎮守と仰がれる極めて古い由緒を持つ大神である。

本殿は池に囲まれた島に老樹に囲まれ建っている,池に囲まれ神域をつくる様子は「池心の宮園地(いけこころのみやえんち)」と呼ばれている。本殿内に御諸と呼ばれる床板の無い大社造りの内殿が有り,「土,土地」そのものがご神体とされている。
本殿は北北東の旧国府跡を向いているが摂社・諏訪社が直前を阻んでいる。延長線上には旧国府跡の北方に式内・山家神社があり,さらに先には四阿山(あづま)が位置する。

摂社:諏訪社。末社:八幡社,子安社・・・。境内社:山宮社。

祭祀:(1/8)荒魂社例祭,御門祭。(1/14)御筒粥卜神事,(1/15)御筒粥卜報告祭。(4/18)摂社(諏訪)還座神事。(4/19)本社春季祭,摂社諏訪社例祭。(5/10)山宮社例祭。(6/25)御歳代田作みとしろたづくり。(6/30)御歳代種蒔祭,祇園天王降大祓式。(7月最終日曜)祇園祭,獅子舞奉納報告祭・御歳代植苗祭,(翌日)祇園祭。(9/1)田面神事祭。(9/19)本社例祭。(11/3)御井神祭,摂社御移(遷)神事(御籠祭始まり,以降翌年4/13まで7日夜毎奉仕する)。(11/4)末社子安社例祭。(11/23)新嘗祭,献穀祭。(12/25)末社十三社例祭。
(由緒書)



生島足島両部鳥居諏訪神社前の神楽殿から神橋・拝殿

【諏訪神社】すわ、摂社。
 本社の北方,池を渡り50mほど離れて諏訪社が相対している。太古、建御名方命が諏訪入りのとき当地を通り、この神へ粥などを供え奉仕したと伝わり、今も「御遷り(みうつり)」又は「御籠り(おこもり)」と呼ばれる神事として伝えられている。
「御遷り神事」は真夜中に行われ、毎年(11/3)諏訪社より神楽殿と神橋を通り諏訪の神が本社に入り翌年(4/18)還座するまで本社で生島足島大神に献粮する。古くは毎夜神事が行われたが現在は7日毎になっている。

生島足島神社のある「塩田平」は信州の鎌倉とも呼ばれ特に中世からの遺跡の多いところだが、古く(800頃)安宗郷(あそのごう)と呼ばれ今も古安曽,石神などの地名が残り、安曽岡山と呼ばれる山並は九州阿蘇山を連想させる。

神紋は諏訪梶と呼ばれる形だが、諏訪大社は足(葉柄)が4or5本、生島足島神社は同じ3枚葉と1枚葉を使い足が1本となっている。神紋の梶は信州から上野にかけ当然諏訪社に多いが、1枚葉1本足は吾妻神社にも見られる事が多い。

※ 謝辞:宮司様、貴重なお話など有難うございました。神官はじめ皆様、お世話になりました。