[木嶋神社]   :このしま、蚕ノ社・かいこのやしろ。

住所:京都市右京区太秦森ヶ東町 
祭神:
天御中主命・あまのみなかぬし、
大国魂神、穂穂手見命、
鵜茅葺不合命・うがやふきあえず

本殿:南向、平入 
千木:外削、(6,4)
神紋:双葉葵(立葵)

場所:京福嵐山線かいこの社駅北200m。

由緒,伝承:「式内名神大」
続日本紀、大宝1(701)4月3日の条に神社名が記されていることから、それ以前に祭祀されていたことが分かる。
この嵯峨野一帯は古墳時代に半島から渡来し製陶、養蚕、機織などにすぐれた技術をもっていた秦氏の勢力範囲で、本殿東の蚕養(こかい)神社があり「蚕(かいこ)の社」もそれにちなんだ名である。また古くより祈雨の神として信仰が厚く参詣の人が多かったことが平安時代の文献「日本三大実録・梁塵秘抄」などから分かる。

神明鳥居(白木型) 拝殿
式内での名は「木嶋坐天照御魂神社・このしまにますあまてるみたま」とある。
社殿は明治以降のもので、本殿西側には池があり賀茂社の元の地ということで「元糺の池(もとただす)」と呼ばれる。池の中央に京都三鳥居の一つとされる石製三柱(みつはしら)鳥居がたつ。この三柱鳥居は日本で唯一のもので景教の影響を受けていると云われる。
近くに住宅が密集する前はこの鳥居の中心から枯れる事のない水がこんこんと湧出ていたが最近は少なく枯れることも多いとのお話だった。(境内碑・氏子お話)

西の松尾大社と東の比叡山を結ぶ直線上にこの木嶋と下鴨社がある。