[往馬大社] :いこま、生駒神社、往馬坐伊古麻都比古神社。


住所:生駒市壱分町 

主祭神:
伊古麻都比古命いこまつひこ、
伊古麻都比売命。

祭神:
気長足比売尊おきながたらし(神功皇后)、
足仲津比古尊たらしなかつひこ(仲哀14天皇)、
誉田別尊ほんだわけ(応神天皇)、
葛城高額姫命かつらぎたかぬか(神功母)、
気長宿祢王命おきながすくねおう(神功父)。

本殿:東向。千木:外削。神紋:下藤 
場所:近鉄生駒線一分駅北西500m。pk有。

由緒,伝承:「式内社、並、大、月次、新嘗」
生駒山頂の真東の麓にあり、古来より生駒山を神体とする祭祀の場所であった。本殿を拝するとその先には生駒山がある。
延喜式に記載された2神は現在産土の神としてとして伊古麻都比古、比売としている。この祭神については他に饒速日とする説が根強い。

古くから火の神として崇敬され歴代の大嘗祭に用いられる火きり木(うわみず(みぞ)桜)を献上している。10月10、11の例祭は壮大な火祭りとして、古来より[龍田]の風神祭、[広瀬]の水神祭ともに深い信仰を集めている。

摂末社:本殿右(北):大山祇、神明、天児屋根、大雀(仁徳16)、豊受比め。
本殿左:祓戸(瀬織津比め)、水分、天照大神、三筒男(表中底)、猿田彦、恵比須(事代主)。
稲荷(宇迦能魂)。など摂末社合わせ20社。

主な祭事:追鶏・歳旦(1/1)、宵戎(1/9)本戎(1/10)、大とんど(1/15)、祈年(2/18)、御田植おんだ(5/5)、斎火起儀・潔斎入(10/5)・宵宮(10/10)・例祭・火祭(10/11)・・、(由緒書)

写真 写真

北へ伸びる河段丘陵の小高くなった北端にあり一山が境内になっている。
神社近くから見る生駒山は半分以上桜で埋まって見える、もちろん桜の時期にであるが。神社境内も桜が多い、止めておいた車が桜で染まっていた。
朝廷で使われる波波迦木(うわみず(みぞ)桜)、大嘗祭に使われるものはこの往馬から献上されている。波波迦木を献上する往馬と [笛吹]、神事の秘儀を伝える [高鴨]鈴鹿氏、千年を越えて伝わるなにか、神社というか歴史は奥が深い。

追鶏祭(とりおい):神功皇后が半島出兵の際この宮に泊まり、朝出発のトキをあげる鶏が鳴かなかったので怒り川に流した。この鶏は下流の龍田大社でやっと拾い上げられたという。

※謝辞: 突然の訪問にもかかわらずご丁寧に色々ご教示戴いた、往馬大社、宮司・谷野様。ありがとうございました。