僧正偏正

桓武天皇の孫,仁明天皇の寵愛を受けたので出家,雲林院を賜って花山に住み花山の僧正と呼ばれ六歌仙の一人素性法師の父にあたる。

  雲の通い路吹きとめよ
    少女の姿しばし止めん

どうか暫く風よ吹かないでおくれ、美しい乙女の姿を心に留めておきたいから。古今集の全盛時代の前期で歌が優雅である。

中納言行平

 

      立ち別れ因幡の山の峰に生うる
       松としきかば今帰りこん

皇孫行平ですら地方の国司になって、生活費を稼がなければ、やって行けない時代で都になれた行平には辛い別れであった様である。
貴方が帰ってと言ってくだされば、今でもすぐ帰りますよ。

平城天皇の孫、在原業行の異母兄 政治経済にも手腕があり、中納言まで進んだ。