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ザスパ草津
2006 J2 7月16日(日)
第28節 VS ベガルタ仙台
(ホーム)
0 − 2

横棒


強豪との連戦は続く

前節から第3クール、今シーズンも折り返しに来ている。

後半戦第1戦の神戸戦に続き、今節はホーム(とはいっても遠征ホームということで熊谷)での仙台戦。
次はアウェイ札幌だし、その次はホームで柏と強豪との連戦は続く。

前節神戸戦では累積欠場もクリアになりゲンを担いでの開幕戦と同じスタメンで望んだが、神戸の歓喜の再来はならず、ワンチャンス、ツーチャンスをうまく活かし2点を取ったものの内容は攻守ともにボロボロでの敗戦となった。

熊谷陸上
↑熊谷陸上は国体のために作られたやたら立派なスタジアム
収容人数は3万人を超すとか


開幕スタメンではもはや限界

つまりは開幕スタメンではもう通用しなくなっているということがはっきり露呈。
前から指摘しているとおり、ボランチ、DFラインでの攻守に渡る安定をまずは確立しなければ、最近の大量失点の傾向は増すばかりだろう。

植木さんがいつこの所にメスを入れるか。
MF5チカのボランチ起用が既に限界を越している事ははっきりしているし、DF4竜には少し冷却期間が必要だ。
何もシーズン当初の方針にこだわり続ける必要はない。
シーズンも半ばになれば、多少の血の入れ替え、方針変更はどこも同じ事。
現に他のチームはうまくその点を入れ替えてきたチームが波に乗っている。

手っ取り早く言えば、ボランチにMF8圭志さえ固定できれば攻守の安定感の面ではかなり改善されるだろうが、果たして完全復帰はいつか。
それまではどうしのぐか。
怪我復帰組といえば、ついにFW16堺が前節帰ってきた。
それらの新しい血をどう取り入れていくか。
ザスパは今、我慢と変革の時期に来ている。


吉本スタメン復帰

基本的には開幕スタメン、前節と違うのはFWが24太田から20吉本へ。
吉本は最近スタメンで起用され続けたが、前節はなぜかベンチからも外れたが、再びスタメン復帰。どうも吉本だけはこういう起用が多い。


20吉本  9高田

10島田
7佐田            13山崎渡
5チカ   15中井

17尾本 6鳥居塚 4斉藤竜

1高木


ベンチにはFW24太田、FW14正美、MF11寺田、DF25田中、GK22北。

久々に左の切り札寺田がベンチに復帰。一時あれだけ活躍したのに、また急にベンチを外れる事が多くなっておりこれまた気になっていた。
それにしても今のザスパの攻撃的MF陣のメンバー入りの争いは熾烈だ。
MF19後藤涼、MF27里見など、ベンチにコンスタントに入る事も難しい。


ブラジルトリオは1人欠け

仙台といえばブラジルトリオだが、この日はFW11チアゴがベンチで1人欠ける。
トリオの陰で渋い働きの目立つMF10リャンもベンチ。4人くらい先発を入れ替えたらしい。
どうやら昇格ラインからの4位落ちを機にこれまで固定だった先発陣に喝を入れる意味があったらしく、仙台のジョエルサンタナ監督、なかなか凄い監督だ、と感じる。
仙台はトリオだけでサッカーをやっているわけではない。
それを証明するため、昇格を果たすための戦うチームづくりをしようとしている。
柏、横浜FC、神戸と今のところ各チーム一歩も引かない昇格争いだが、仙台は4位ながら今後も食い込んでくるだろう。


立ち上がりのチャンス活かせず

と、いうことでトリオも欠け、今日の仙台は前線にいつもの怖さはあまりない。
立ち上がりはホームチームらしく攻め込むザスパ。
FW9高田、MF7佐田の左サイドでの粘りからFK、CKを得るがチャンスはものにならず。

10分、MF5チカ、FW9高田とボールが繋がり、左サイドからMF10島田がクロス、これにFW20吉本飛び込むが、マークにも合いこれにヒットできない。

15分、左サイドからのスローからMF5チカがスペースの空いた中央に持ち込み、少し下げたところに最近ミドルレンジでのシュートが好調のMF13山崎渡がシュートも枠の上へ。


球際にいけているザスパ

今日のザスパ、前節のアウェイ神戸戦とはうって変わり、球際に対してきっちりいけているので、なかなか仙台にチャンスを与えない。

最近問題ばかりが目立つMF5チカのボランチ起用だが、このセカンドボールの争いに対し持ち前のフィジカルを活かせている。
しかし、どうも今日は勢いに任せ過ぎるシーンが目立ち、18分にはペナルティ手前で相手を後ろから勢い余って倒しイエローをもらう。
このFK、隙を突いたグラウンダ−の低い鋭いコースを突いたシュートは危うく右枠の外へ。
やはり安定感という点ではチカには求められない。常にリスクと共にある。


逆にセットプレーから失点

23分、DF4竜の右サイドからのせめ上がりを倒され、FKを得ると、MF10島田の球にFW陣ヘディングで押し込みにいくがおしくもGKがセーブ。
仙台のような強豪のDF陣を崩すのはなかなか難しい。
やはりセットプレーこそがチャンスだ。

そう思った矢先、しかし逆にそのセットプレーから失点を喰らう事になる。

26分、仙台の左サイドからのFK、MF8ロぺスの左足でのキックは理想的な威力とコースでゴール右隅に決まる。
このコースではGKもどうにもならない。
これまで散々セットプレーでチャンスを作ってきたザスパだが、仙台、たった一回のセットプレーをきっちり決める。

これが昇格を目指すチームの精度の高さというものか。


高田のシュートも決まらず

ザスパ、攻めてはいるが中央の守備がとにかく固くマークもきついため、MF10島田のパスにFW20吉本がなかなか合わないなど、シュートレンジまでは行けず。
やはりこういう時はサイドからの攻撃で活路を見い出すか、と思った矢先、

32分、MF7佐田が左サイドを上がり、鋭い切り返しでマークをかわすとクロスを上げ、ファーでFW9高田がドンピシャで詰める。

よっしゃ、入った!!!とスタンドも一斉に歓喜と共に立ち上がるが、なんと結果はサイドネットを直撃。

な、、、これが入らないか???

チャンスは作るが、結果的に点差は1点負けている状況であり、この1点で同点にさえなればまだまだわからない展開だっただけに、このノーゴールは痛かった。


攻め込むも、同点ならず

36分、右サイドからチャンスをつくり、MF15中井フリーでミドルシュートを放つが、クリーンヒットできずに、それが跳ね返ったところでMF13渡がシュートもGKの正面。
ボランチの位置からのミドルシュートはこういうマークのきつい相手には大きな武器であり、中井にもいい加減このミドルシュートでの得点が欲しい。キック力には自信があるはずだが。

39分、FW9高田の中央でのドリブル突破が倒されイエローを与えるともにFKを得る。
絶好の位置でのMF10島田のFKはいいコースに飛ぶが、GKファインセーブで押し出す。

続くCK、MF5チカがユニフォームを引っ張られながらもヘディングにいくが、またしもGK1小針ファインセーブ。

完全に仙台に守りのリズムを作られ、こうなるとGKも乗りに乗ってしまうものだ。
攻めはするものの、最後の最後でのマークのきつさから、ゴールはならず。


逆に43分、右サイドから逆襲をくらうが、GK高木、ペナルティラインぎりぎりまで飛び出しクリア、そしてそのスローからペナルティ中央MF8ロぺスに渡りマークが集中する中、右に流され再びGKと1対1の局面を一瞬作らせるも、高木再び好判断の飛び出しでクリア。
さすがどこかの代表のGKと違い、守護神高木ここにありだ。


悪くはない前半の内容だった。あとわずかのところで得点にはならなかったが、攻めの意欲はあった。今日のザスパは強豪仙台相手に互角以上の内容で戦えている。
ただ、セットプレーでのワンチャンスの精度などの差が、やはり強豪との歴然とした差を感じる。


後半、攻撃に厚みがない

後半5分、DF6鳥居塚気迫のタックルでボールを奪いにいき、うまくカットしたかに見えたが、倒れた相手の演技(?)もうまくイエローをもらう。
え?だってボールにいってるじゃん。

これには植木監督もラインぎりぎりから猛抗議。そりゃそうだ、ファールでもないのにイエローとは。
累積欠場したばかりの守備の要・鳥居塚にこれ以上不要なイエローはもらいたくない。
今日の主審小川さんはこの辺の判定に難があった。


今日のザスパの攻めでは、FW9高田のサイド攻撃の能力の高さから突破、クロスと起点をつくり、FW20吉本が詰めるという2トップの形はできているが、結局ゴール前に詰めるのも吉本1人くらいでなかなか分厚い攻撃にはならない。

そもそもMF5チカ、MF15中井のダブルボランチが強豪相手にまずは守備ありきでポジショニングしている点もあるので、まあある程度仕方ないとこもある。

しかしチカのボランチ起用の利点といえば、やはりこういう時にゴール前まで上がり、そのフィジカルで押し込む事にあると思う。
第2クール途中までは積極的に上がる事が多かったチカだが、最近は監督の方針変更からか、守備的MFとして中井の後ろでDFラインに吸収されながら守る事が前提となっている。
しかしもともと安定感のないチカがこういうポジションをとってもあまりチームとして意味があるのだろうか?
この作戦でチカをボランチに起用する意味があるのだろうか、疑問だ。


点が入らない中、決定的な失点

14分、速攻からMF10島田が持ち上がり、前方へスルーパス。
これにGKの前でFW20吉本が鋭い出足で追いつき、チャンスをつくるも、押し上げが足らずに中には合わず。

続く17分、18分とFK、CKが続くが、惜しくも合わず。
とにかくセットプレーでの仙台のマークの集中力は凄い。

その直後のゴールキックからシンプルに右サイドから起点を作られ、MF8ロぺスに。
MF5チカが中途半端に詰めにいった後ろでロぺスをフリーにさせてしまったため、DF6鳥居塚もなんとかカットに行くが、これをロぺス、わずかにボールをずらし一瞬の差でかわすとそのままGKと1対1へ。

こうなるともう止められない。ロぺス、この日2点目の決定的となるゴールを挙げる。

これまでも何度も危ない攻撃を作られてきたロぺスに対し、あそこでフリーにさせてはいけない。
ザスパはこういう2列目にいるブラジル人に対してのマークがゆるい傾向があるが、この日もそうだった。
鳥居塚があそこでタックルにいかなければいけない状況が間違っており、ボランチか両ストッパーがまずはマークについている必要がある。
とにかくこの日、ロぺスという個人の質の差で仙台は上手(うわて)だった。


交代策で更に攻めに

この失点を受け20分、MF15中井からMF11寺田へ。
DF6鳥居塚を1列上げボランチで攻撃に絡ませる。
DF4竜を中央へ置き、MF7佐田を右DFに回すという変則的なフォーメーション。

22分、早速MF11寺田、相手のボールをカットし、左からのクロスを入れるが、これはわずかに高く上がり中央には合わず。

25分、MF7佐田の右からの上がりから低めのクロスを上げるも、相手DF、渾身のダイビングヘッドでのクリア。
本当に今日の仙台の守備はとんでもなく固い。

26分、MF13渡からFW24太田へ代え、少々早い時間帯だが、2点差という絶望的な点差を考えると当然のパワープレイへ。

28分、仙台の速攻に対しFW9ボルジェスがボールを受けようとスピードをつけ飛び出すが、これまたスピードのある佐田がなんなくカバーに入る。
そもそも鳥居塚を除く守備陣の誰よりも守備がうまく、そしてスピードのある佐田はセンターバックもこなせてしまう。
あれだけのサイド攻撃を出来ながら、守備までこなせるとは、佐田の力はもはやチームにとって宝だ。


3枚目のカード、正美投入

32分、ザスパの速攻となり、FW9高田が前線でボールを落とし、左から攻め上がったFW20吉本へ。
吉本、絶好のチャンスだったが、相手DFも冷静にブロックにいき、シュートは結局DFに当たってしまう。
なかなかチャンスを与えてもらえない中での、ようやく生じた仙台の隙だったが、結局仙台はこの隙をも埋めてしまう守備の固さ。
逆に吉本はストライカーならばあれは決めたかった。

33分、早めの3枚目のカードを切りFW14正美を投入。
なんと交代相手は吉本ではなく高田か。

35分、その正美、ボールを受け切り返してからの得意の力強いドリブル突破にいくもさすがに2人のマークに潰され、その際に相手を逆に倒してしまいイエローをもらう。

37分、MF10島田、右サイドでフェイントを入れながらボールをキープし、FWの枚数も増えたザスパ、一斉に攻め上がり分厚い攻撃を見せ、最後は中央のポジションでFKを得る。

再三に渡る絶好の位置でのFK、鳥居塚が囮となり、その後ろから島田が低めの左隅を狙うが、これにも相手GK、横飛びで抑える。


相変わらず太田の高さを全く活かせず

何度もこのHPで訴え続けている事だが、この日もFW24太田の196cmのJリーグ随一の高さを全く活かせない。
もっとDFライン、ボランチの位置からファーサイドへの太田の頭に合わせ、その落としたボールを正美などが詰めるという攻撃の形を見たいが、そのようなボールは一本も入らない。

この明確なプランが無い限り、太田は全くもって無用の長物だ。
彼は1人でどうにか状況を打開するタイプではない。チーム全体としての強力なオプションとしてこそその特異な能力を発揮する。


仙台に完敗

結局このまま試合は終わり0−2とスコア的にも内容的にも仙台の力を見せつけられた試合だった。

この日、ザスパのサポータ以上に1000人を越す仙台サポータが押しかけ、どちらがホームなのかわからない中、仙台はホームらしい勝ち方をした。

オーロラ
↑新しいスタジアムには付き物のオーロラビジョン
そして熊谷という新幹線の便の良さからかザスパを越えるサポータで埋まった仙台ゴール側


ブラジルトリオがいなくとも、きっちり守るべきところを守り、チャンスを決めていく。
まさにチームとしての形、自信をそのまま結果に残す、仙台の完勝だった。
昇格を狙うチームとして今の仙台は理想的な状態にある。


確かに今日の仙台の守りは鉄壁であり、仙台の守備力に完敗となったザスパだが、やはりホームでこれではさすがに凹む。

攻撃に関しては先程言ったとおり太田の高さの活かし方が未だに徹底されていないのが非常に疑問だし、後半を折り返していい加減攻撃の形が出来ていない点は辛すぎる。

島田という司令塔がいて、相手指揮官からも能力の高さを認められるFW高田もいて、そして多くの武器を持った選手達がいる。

ザスパの力はこんなものだろうか。
いや、もっとできるはずだ。

虚しい敗戦だったが、しかし下を向いてもいられない。
結局は1人1人の意識が重要だろう。
今日は内容自体は悪くなかった。

強豪との連戦となる次回はアウェイでの札幌だが、いい加減アウェイで勝ち点が欲しい。
ライバルの徳島がもたついているうちに、ここで勝ち点3を得たい。




嫁への献上コーナー 今日の吉本

吉本ファンの嫁の要望により半強制的に開かれているFW20吉本のコーナー。

後半のあの高田のパスを受けた後のシュートシーン。
あそこで決められない場面だけ見ても、やはりまだ本来の吉本ではない。

以前の好調な時の吉本なら、もっと決めていたよな〜
今は我慢するしかないのか・・・


我らがキャプテン 今日の正美

既に身内のように応援しているFW14キャプテン正美のコーナー。

前線で活発に動き、常にボールを要求し、そして積極的に仕掛けにいった。
今日の仙台相手ではやはり点を取る事は難しいが、しかしそのゴールへの姿勢ことが正美だろう。
チームが低迷する今こそ、正美の得点が欲しい。



嫁のコーナー・今日のそっくりさん

おまけコーナーとして期間限定でお送りしている嫁のコーナー。
いつも嫁はザスパの選手を見るたびに、あの人はやっぱり誰々に似ている、としきりに話しており、毎回1名づつお送りします。
ただし、その日の試合によって観戦記が長引いた場合は次回に繰り越されます。
(前節がそうでした)


第4回は守護神GK1高木!

守護神高木が似ているのはバラエティ水曜どうでしょうに詳しい人なら知っているナックスリーダー森崎!

今やすっかり有名人になった北海道の大スター俳優兼タレント大泉洋さんの所属するたった5人の劇団・チームナックスのリーダーを務めるリーダー森崎さんは、全国的な活躍はまだ無いが、水曜どうでしょうなどで度々関係し、どうでしょうファンなら誰でも知っている北海道の有名人。
昨年ナックスは全国ツアー公演を行いチケット入手困難(私達夫婦も新潟公演が手に入らなかった・・・)な大盛況となった。


そのリーダー森崎と高木のどこが似ているかって?

う〜ん、・・・(顔の大きさかな)・・・
(角張っているところとか)・・・
(嫁も遠めで見た第一印象がリーダーに似ていると思っただけで、よくよく見ると、特に実際に近くで見ると全く似ていないと気付いたようである)
これはあくまで嫁が言っていることで元Fファンには関係ありません。


第4回にしてそろそろこのコーナー、ネタが尽きてきました。
まあ期間限定ですから。
次あたりが最終回になると思います。



(2006.07.17UP)






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